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日曜日に将棋センターで指した将棋から。

先手 私 、 後手 Kくん

①悠希

Kくんは小学5年生。
私が横歩取りを避けて一手損角換りとなりました。
便宜上先後逆です。
①図はKくんが5四の地点にいた銀をバックしたところ。
後手の陣形はバランスが取れてるので先手からすぐに攻めづらいと思い、
①図で▲6六歩と突いたら△5四銀と再度5四の地点に銀がでてきました!
手損はあるものの、6筋から攻めやすくなったという考え方。素晴らしい工夫です^^
もしかすると、△5四銀の前に△6五歩▲同歩を入れても面白いかも。
△6五歩は後から指しても手抜かれることが多いので。
先手は▲8八玉と入城する手の損得が難しく、仕方なく攻め始めることに。
①図から、 ▲6六歩△5四銀▲6五歩△同歩▲1五歩△同歩▲7五歩△同歩▲3五歩 (②図)

②悠希

②図で後手の指し方が難しいですね。
形勢は互角ですが、この戦型は攻めている方が勝ちやすい!
(ちなみに攻めというのは、玉への攻撃だけでなく、相手の攻め駒への攻撃も含みます)
考えられる手は△4四銀か△4六角でしょうか。例えば②図から、
△4四銀なら▲2四歩△同歩▲同飛△2三飛▲2九飛、
△4六角なら▲4七金△8六歩▲同銀△1六歩、
みたいな感じ?どうあれギリギリの際どい将棋です^^
②図から、 △8六歩▲同銀△6三角▲1四歩△6五歩▲3四歩△4四銀▲8八角 (③図)

③悠希

②図から△8六歩の損得は微妙。
歩切れの先手に歩を渡しますので、先手としては攻めやすくなります。
反対に8五の地点に歩がいなくなることで▲7四歩を間接的に受けています。
その後の△6三角がやや元気のない手!
受けの手としては良い手ですが、この戦型は攻めている方が勝ちやすいのです^^
なので受けに角を使うのはもったいなく、角は相手の守りの金と交換できるくらいの価値が欲しい^^
また、△8六歩が▲7四歩を間接的に受けたばかりなので、二重に▲7四歩を受けたことになります。
最後の▲8八角は遠見の角で受けづらい!
こういう手は真似すると火傷しやすいので子どもには見せないようにしていますが、
この子には私が思う最善手をガンガン見せていく方針^^
③図から、 △5二金▲6五歩△4三金右▲7四歩△同角▲4五銀△同銀▲同桂△6五角 (④図)

④悠希

③図から6二の地点の金を活用したのは筋が良い!
途中の▲7四歩は昨日アップしたO内くんとの将棋の陣形でも出現する手。
この手があるので、桂馬の頭を守る手って報われないことが多いことを覚えてね^^
あと8一飛型は8二飛型に比べて▲7四歩に強い!
今回の将棋はきっと▲7四歩を意識しすぎたんだと思います^^
最後の△6五角は角を活用した好手!
この子の第一感や手の伸びるところはいつも本筋に近いなぁ^^;
でも④図では決め手がありました。
こういう決め手は真似してほしい^^
④図から、 ▲2四歩△同歩▲3三歩成△同桂▲4四角 (⑤図)

⑤悠希

⑤図の▲4四角に△同金は▲2四飛で十字飛車。
その前▲3三歩成を△同金なら▲同桂成で駒損。
さらにその前の▲2四歩は△同歩の一手。
ゆえに④図で▲2四歩と指されると⑤図まで必然の手順となります。
相居飛車形や相振り飛車などの「縦の戦い」ではよくでる筋なので、意識しておきましょう^^
少し進んで⑥図。

⑥悠希

⑥図は△2一桂に対して▲4一銀打としたところ。
笠井さんが飛車を逃げず、
自分の玉の近くに駒をドンドン打ってきたら、ヤバいと思え(笑)
反対にこの将棋が飛車を逃げる暇のないような一手差なら、
こういう▲4一銀打みたいな手を指さないと負けになってしまうこともあります。
しかしこの将棋、相当カラく指している(笑) 手加減一切なし^^

先手 私 、 後手 K沢さん

⑦金沢さん

センターにいるメンバーで団体戦をやることになりました。
団体戦といえば、佐々木治夫杯はもうすぐ!
みんなに信頼されたいので誰よりも気合を入れてました^^
⑦図、3二の地点にいた飛車を4二の地点に移動されたので、
▲4七金とガッチリ守備をして力戦となりました。
⑦図から、 △6五銀▲7七銀△4五歩▲3七桂△4六歩▲同銀△1二香▲6八金△5二金左▲4五歩 (⑧図)

⑧金沢

このあたりの手順は、道南竜将のS木が「居飛車が指しやすい」とのこと。
たしかに居飛車は多少手得をしているので、安全に指せば作戦勝ちになりそうです。
ただし、アマ同士の15分30秒の将棋で、ノーミスで指しきるなんて難しく、
作戦勝ちって昔の柔道で言えば効果1くらい^^
しかも作戦負け側は失うものがないので伸び伸び指しますから、
作戦勝ちくらいなら意外に結果に直結しないことが多い^^;
ゆえに私は序盤より中終盤がすべてと思っていて、
この将棋もその持論がびったりハマる結果になりました。
⑧図から、△5四銀▲5五歩△同銀▲同銀△同角▲4六銀△3三角▲6六銀△4一飛▲3五歩 (⑨図)

⑨ 金沢

△5四銀に対して▲5五歩が情けないミス(笑) △5五同銀をウッカリ!
ノーミスは難しいとはいえ、ミスが早すぎる^^;
しかしこのミスにより、一つ大きな出来事がありました。
それは、両者のメンタルの変化!
私は、「よし、もうガンガンいくしかない!」
そしてKさんは、「こんなミスされて負けたらやべぇ」と思ったと思います。(笑)
だいたいこういうときは、ミスした側は良いイメージで指せるし、
ミスされた側は不安等の悪いイメージが頭に残るので、手が伸びない^^
しかも局面だけを見ると形勢はまだまだ微妙で、S木曰く「まだ居飛車持ち」とのこと。
ここから中盤まで飛ばしますが一応棋譜は載せます^^
⑨図から、△5一角▲3四歩△3八歩▲6五銀△3九歩成▲2二角成△3六歩▲2三馬△4二飛▲3六金△3八と
▲2六飛△3七と▲同金△5四桂▲2四馬△3二飛▲2三馬△4二飛▲2四馬△4六桂▲同馬△6四銀▲同銀△同歩▲同馬
△6三金▲4六馬△5四歩▲6四銀△5五銀▲同銀△同歩▲3六飛△5二飛▲4四歩△5三金▲5五馬△6三金▲4六金 (⑩図)

⑩金沢

途中▲3八歩に対し▲6五銀は、銀が離れ駒になるので無難に指すなら▲5七銀左でしたが、
▲6五銀こそ典型的な「良いイメージの手」。
離れ駒なんていう「悪いキーワード」が頭に浮かんでいない!
序盤で損した歩が桂馬と交換、そしてその桂馬が銀と交換。
結果銀損になりましたが、後手は歩切れで、角の働きの差が大きく、形勢は微妙!
K沢さんも途中から秒読みになってからネバリ強い指し手が増え、
⑩図あたりではメンタルのバランスも互角になった気がします。
⑩図から、 △4七銀▲3五飛△5五飛▲同飛△6四角▲5一飛成△同金▲4七金△4九飛▲3六角 (⑪図)

⑪金沢

⑩図では子ども達が観戦してました。
K沢さん、子たちが観戦しているとどうしても△4七銀みたいなカッコいい手を指しちゃう(笑)
しかしやや損だったようで、⑩図ではシンプルに△5五飛▲同金から△4七銀が優ったようです。
⑪図から、△1九角成▲7五桂△6四馬▲5八銀△7七香▲同金△5九飛成 (⑫図)

⑫金沢

⑪図で△1九角成がやや甘手、△1九飛成が優っていたようです。
このあたりまでくると、序盤の作戦勝ちや、一歩損なんて過去の話(笑)
やはり中終盤が大事と思います。
⑫図から、▲7一銀△同玉▲6三桂不成△同馬▲6九金 (⑬図)

⑬金沢

⑫図では子ども達が観戦してました。
私、子たちが観戦しているとどうしても▲7一銀みたいなカッコいい手を指しちゃう(笑)
しかしやや損だったようで、⑫図ではシンプルに▲6九銀打が優ったようです。
ただ若干の駒の働きの差(攻めの桂香)や、後手が歩切れであることから、
⑬図では先手が指しやすくなりました^^
ここからはお互い気風が粘り将棋なのでネバネバ指して長引きましたが、
先手の勝利となりました。ただしこの局面(⑭図)、

⑭金沢さん

後手玉は潰れていて、先手玉は手付かずなので、温泉気分になってましたが、
⑭図から△9六桂!
7七の地点が金だと端からの攻撃に弱く、いきなり窮地に追い込まれることがあります。
ゆえにこのような手は「悪いイメージ」が沸きます。しかも30秒将棋。
本譜は焦りながら▲7九角、なんとか耐えていたけども、
強い人はどんな局面でも「勝ち」の可能性を残すんですよねー^^;
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