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一番書きたかったことかも

今日から書く記事は、
もしかすると私がこのブログを始めるにあたり
一番書きたかったことかもしれません^^
テーマは「メンタル」。
選手より、指導者や選手の保護者の方に
見てもらいたい内容です^^

前回、将棋大会を楽しむことの大切さを書きましたが、
それは決して「交流として」だけの意味ではありません!
楽しむことは、「選手として」非常に大事なことです!

人間は感情の生き物。
どんなことも感情によって行動や解釈が左右されます。
占いで「今日はあなたに大きな出来事がありそうです。」
って言われたとき、
良いことを連想するか、あるいは悪いことを連想するか、
みたいな話です^^

私はサッカーが好きで、たまに観るのですが、
試合後のインタビューでよく聞くワードがあります。
『チームは連勝中でしたし、練習でも調子がよかったので、
 「良いイメージ」で試合に臨むことができました。』

この「良いイメージ」という言葉。
まずこの言葉の重要性からお話します。

サッカー等のグローバルな競技ではよく聞くワードですが、
将棋等の日本の競技では滅多に聞かないんですよねー。
日本はまだメンタルに対しての関心が少ないから、
この言葉を使う人が少ないのかなと思います。
ちなみにもちろん「良いイメージ」の反対語は「悪いイメージ」です。

「良いイメージ」の例ですが、
サッカーのPKを蹴るとき、
「あそこに蹴れば絶対入る!」
「キーパーに読まれていても早く蹴れば入る!」

「悪いイメージ」の例は、
「甘いコースにいかなければいいけど。」とか、
「キーパーにコースをバレていたらどうしよう。」などなど。

前者は、フルスイングで蹴るでしょう。
なんのためらいもなく。
でも後者は、不安からためらいや迷いが最後まで付きまとい、
ミスの可能性を増やします。
ゆえに、「良いイメージ」を持つことで良い結果をもたらします。

ちなみに我らがコンサドーレの小野伸二が、フェイエノールト時代に、
PK戦のときに、小野はペナルティースポット(PKを蹴る場所)まで、
リフティングをしながらゆっくり歩いて行ったそう。
それを見たチームメイトは、
「なんて強靭なメンタル!なんて自信の持ち主だ!
 彼はゴールを決めるだろうし、蹴る前にも関わらず味方に勇気を与えた!」
と讃えたそうです。結果小野はPKを決め、チームも勝ったそうです^^

ゴルフの例です。ゴルフは特にメンタルが大切な競技。
「短めのパットを決めたとき、どういうリアクションを取るか」というお話。

笑顔でガッツポーズをしている選手は、
「入れれる!」という自信があったから、
入ったときに「やったぁ!」と喜びを感じます。
これは「良いイメージ」を持っていた証拠。
打つ前から「入る映像しか見えていない。」みたいな。

安堵の表情でホッとしている選手は、
「外したら嫌だな」等の不安を抱いていたからであり、
これは「悪いイメージ」を持っていた証拠。
打つ前に「外す映像が見えてしまっていた。」から、
こういう選手はだいたいコースを何度も確認してます。

前者は自信にみなぎっているので、強気に打てます。
そしてその強気は次のホールにまで良い影響をもたらします。
もっと言えば、そのパットで失敗してしまっても、
「いっけね、ミスっちまった^^」くらいで済みます。

後者は不安があるので、メンタルの切り替えが必要。
自信がないまま次のホールに行ってしまえば、
緊張から手が震えてミスショットを打ってしまう可能性があります。
強気な精神状態のときは手が震えないですからね。
ゆえにメンタルは重要。

ちなみに石川遼は、若い頃よりあからさまにパットが入らなくなりました。
10代の頃はすぐに決断してバンバン入れていました。
チップインバーディーも多かったですよね。
「入らない」ってネガティブなことは頭になく、
「こう打てば入る」というポジティブなことしか考えていなかったのでしょう。

しかし、年を取り、様々な経験をしました。
絶対に技術は上がっています。
なのにパット成功率は下がりました。
これは「悪いイメージ」が脳裏に浮かんでいるからだと思います。
打つ前に、嫌な予感がしてしまっているのです。

人間って、「良い思い出(成功)」より、「悪い思い出(失敗)」の方が
根深く脳に刻まれてしまうので、
色々な経験をすればするほど、
「悪いイメージ」が頭を占領してしまうんですよね^^;

しかも人間は愚かゆえ、
自信がないときに失敗すると、
「やっぱりか。俺はダメだな」と、自分自身を責めてしまい、
負のスパイラルに入ってしまいます(笑) 人間ってアホだなー。

なんとなく「良いイメージ」の大切さは伝わりましたかね~? ^^;
要するに「自信を持つ」とか「ポジティブに考える」っていうこと。
それはすべての競技に当てはまり、
良い結果を生むために大事なことなんです!

もちろん将棋を指すうえでも大事なこと。
メンタルはスキルです。
これをコントロールできれば、同じ棋力の相手には負けません。

とはいえ、トッププレイヤーの石川遼が
トップクラスのキャディーとコースを回っても、
このメンタルを支配するのは難しい。
人間だものってやつですね^^

今日は「良いイメージ」の大切さのお話をしました。
後日、メンタルを整えるためにどうすれば良いか等の
お話をしたいと思います。

今日の内容やこれから書く内容を理解できれば、
そんなに強くなくても一般戦の全国大会で入賞するくらいになるかも(笑)
まぁそんな強くないやつが活躍しても、
プロアマ戦に出場したら「悪いイメージ」しか沸かず
悲惨な将棋を指しちゃうだけだろうけど(笑)
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将棋を好きな人のためのブログ。
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