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函館名人戦での将棋

2月26日に行われた函館名人戦での、中さんとの対局を紹介します^^
中さんは予選で二本柳冬威さんに敗れたものの、
その後、四段免状保持者の中濱祐介さん、前年度函館名人の野田省吾くん、
学生十傑戦参加経験ありの斉藤航輔さんを撃破!
将棋は強いが、引きは弱い!もう疲れ切っていました^^;

先手 私  後手 中亮太さん

中①

後手の中さんが角交換振り飛車戦法をしてきました。
先手の私は、相手の動きを見てから戦型を決める「ノープラン戦法」。
①図で、▲9六歩に対して後手が△9四歩と受けたことや、
玉を8二の地点まで進めるのが早かったことを見て、
早速チャレンジしてみました。
①図から、▲8六銀△7二銀▲7五歩△4四歩▲9五歩△同歩▲同銀 (②図)

②中

△9五同歩に対して▲9五同銀がポイント。
▲9五同香の場合は、
A △9四歩▲同香△同香▲9五歩△8四香とされたり、
B △9三歩と一旦受けられ、相手の好きなタイミングで△9四歩とされたりしちゃいます。
②図はどちらが優勢なのでしょうか。私にはわからないですが、
どちらにしてもスリルを味わえる乱戦で楽しい^^ そして鍛えられる。
函館は大会でもこんな乱戦が結構ありますね。
少し進んで③図。

③中

③図でははっきり先手が作戦勝ち以上です。
後手は先手が居玉のうちに喧嘩をしなければいけなかったのですが、
それがなかなか難しかったようです。②図は先手成功だったのかな?
③図の先手がなぜ良いのかというと、
A 後手の攻めの銀が使いにくい
B 先手は9筋の端歩を詰めている
C 3三の地点の桂と4五の地点の歩は悪形
の3点が大きいと思います。
特にAが大きく、△3二銀は▲2二角ですし、△2二銀は狙いがありません。
後手はフォーメーションの構想が悪く、身動きが取りづらくなってしまいました。


③図は後手が△6五歩としたところ。
先手は何を指すべきか。
を考える前に、後手は何がしたいかを考えてみたいです。
△6五歩の狙いは?
早い段階でそれを見破れたことで、優勢になることができました。
③図から、 ▲8六歩△3五歩▲8五歩△6四角▲3四角 (④図)

④中

△6五歩の狙いは△6四角から3筋を攻めること。
それを逆手に取った▲3四角が決め手となりました。
▲3四角の狙いは、
A ▲8四歩△同歩▲同銀△8三歩▲同銀△同銀▲6一角成
B ▲2三角成
この両方を受けることができず、先手が勝ち切りました。

乱戦(定跡ではない)の将棋は、常に形勢判断をしながら、
お互いの隙を見つけなければいけません。
大変ですが、鍛えられます^^
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