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ジレンマ

先日の小学生倉敷王将戦をキッカケに、
悩みが一つ増えました!
子どもへの指導に関してのことで^^

とにかく小学三年生の長澤一世くんが、
せっかくの遠征にも関わらず、
ノータイム指しが多い(笑)
(ノータイム指しとは相手の着手と同時に次の手を指すこと)

ノータイム指しが良くないことであるというのは、
頭脳ゲームである将棋ではまぎれもない真実!

ゆえに以前から注意していましたし、
大会当日も対局の合間(一戦目終了時や二戦目終了時)に
「落ち着くんだ!相手が指したら一度天井を見るくらい、時間を使うんだ!」
と伝えてました^^
にも関わらず、その後もやはりノータイム指しが多い(笑)

しかし、そのノータイムで指した手を見てみると、
めちゃめちゃに強い!
バシバシ指して、相手を圧倒しているんです!
結果三連勝!

やれやれと思い、影悠希くんの三戦目の将棋を観戦。
相手は強豪。代表候補でした。
持ち時間は圧倒的に不利で、影くんだけ秒読みの状態。
しかも局面も難解。

そんな中、相手は時間攻め!
影くん30秒で読み切れるかな~って思ってたら、
まさかの影くんもノータイム指し!
読み切っていますと言わんばかりにお互いバシバシ!
結果、影くんの勝ち。

これは!と思い、影くんにも対局後に、
「急ぐことはないんだ!30秒将棋なら30秒間じっくり考えるんだ!」
と伝えました。

そして三連勝中の長澤くんの最終戦。
観戦したら、結構長考している!
ノータイム指しがない!
しかし結果は敗戦でした。

先ほど代表候補に勝った影くんの四戦目を観戦すると、
じっくり考えている!
持ち時間を使い切って30秒将棋、
凡人なら焦るところを、時間いっぱい考えて、好手連発!
しかし相手もかなりの強者。結果は敗戦。
そして五戦目(最終戦)も熱戦でしたが、敗戦でした。

あれっ!?
これはもしや!

ノータイム指しは良くない。
この意見は変わりません。

しかし私のアドバイスを聞く前と聞く後では、
結果があからさまに違う!

ノータイム指しをやめたから負けたかどうかはわかりません。
はっきりしているのは、
誰かのアドバイスを聞いて失敗するよりも
自分で選んだ道で失敗した方が良い!
そもそもアドバイスがなければ成功していたかもしれないし。

そんなこんなで、悩みが増えたわけです(笑)

「よー、そこの若いの」って曲があります。
竹原ピストルって人の歌で、
瑛太が出演している住友生命のCMソングでおなじみ。

「よー、そこの若いの、俺の言うことを聞いてくれ~」
って歌ってるから、最初は
「なんてひでぇ曲、いるよなそういうこと言うモンスター老人」と思いました(笑)
しかし、その直後の歌詞を聞いて、大きく大きくうなづいてしまいました。

「よーそこの若いの、俺の言うことを聞いてくれ~
 俺を含め誰の言うことも聞くなよ
 よーそこの若いの、君だけの花の咲かせ方で
 君だけの花を、咲かせればいいさ」

これからもノータイム指しに対しては注意する方針です。
マナー的な部分も、今まで通り注意すると思います。
しかし、解釈はお任せ!
「うるさいおっさんだな」って思ってもらって結構^^
これは私を含め他の誰かに対しても!

たった一度きりの人生、好きなことをしてほしい^^
自由ほど価値の高いものはなし^^

そもそも私が将棋を始めたのは小学校4年生だし、
私がノータイム指しをしなくなったのは大学生になってから(笑)
どう考えても私は子どもに注意できるような人間ではない、

注意って考え方がおかしい!
大人ならどう伝えれば良いかを考えないと^^;

ノータイム指しが良くない真実と、
自由に、本能的に、好きに生きてほしい気持ち、
う~む、ジレンマ^^;

とはいえ悩みもまた成長への登竜門。
いつも子どもたちに成長させてもらっている私^^
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