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居飛車準急戦vs四間飛車

昨日の続きです。
先手私、後手高校生、便宜上先後逆。「岐路図」から先手の手番。

急戦岐路

「岐路図」から▲2四歩△同歩▲3八飛は昨日のお話、
今日は「岐路図」から▲3五歩と指す準急戦と呼ばれる戦法を取り上げます。(B①図)

急戦B①

「B①図」から△4三銀▲3七銀上△5一角▲3六銀 (B②図)

急戦B②

「B②図」は居飛車からも振り飛車からもすぐに攻める手はありません。
一旦落ち着いた局面です。急戦なのにゆっくりしてるから準急戦というネーミングなんですね。
土曜日の対局は、「B②図」で△2二飛でした。その手に対し、「それは悪手だよ」と伝えました。
なぜなら、飛車が先手の角のラインに入ってしまったから。
やりませんでしたが、△2二飛に対して▲4五銀と攻める手まで発生してしまいます。
振り飛車党は、飛車が敵の角のラインに入ったらヤバいって覚えておいてください。
ここからはその高校生に伝えた準急戦に対しての戦い方のポイントを書きます。

「B②図」から、△7四歩▲5七銀△6三金▲4六歩△7三桂▲4五歩 (B③図)

急戦B③

居飛車は飛車を捌くのが目標。ゆえに2四の地点を守っている敵の角を消したいのです。
そのためにまずは自分の角道をこじ開けるのがセオリー。
よって、一旦銀を引き、4筋の歩を伸ばす。これが準急戦の指し方です。
う~ん、回りくどい戦法ですねー。
振り飛車は、△5七銀のときに△3四歩と3筋を反発する手があります。
が、私の伝えたかったことは定跡の勉強ではなく、
振り飛車の心得だったので、△3四歩はスルー。
そしてなによりも、私が定跡をわからない。(ゴメンね!)
さて、定跡も常識も知らない私が、
「B③図」で高校生に「振り飛車党ならこう指すべし」と伝えた手は、
「B③図」から、△5五歩 (B④図)

急戦B④

この△5五歩を指せば、局面の駒の働き方がガラッと変わります。
・先手の角のラインを一瞬止めていること。
・4三の地点の銀が5四の地点に行くことができる。
・5筋に歩を打てるようになる。(5七、5六、5二、5一)
・△6五桂~△8四角として角を使いやすくなる。(困ったら角と銀の交換もよし)
などなど、パッと見で、一石四丁ですね^^
あと、どこかで△5二飛や△7五歩も損のない手だよ、とか
▲3七桂は一長一短で、3六の地点の銀が動いたらすぐ△3六歩と打つ手がでるよ、とか。

戻って、「B①図」から▲4三銀△3七銀上のときに△3八歩っていう手がありました。
取ると△4五歩~角交換後に▲2七角狙いです。
それを嫌がって居飛車側は△3七銀上に替えて△3七銀引だと、その瞬間に△3四歩があります。
しかしこれらは準急戦ならではの定跡の手。
そんな手を覚えても、準急戦をやられたときしか役に立たない。
私が将棋を復帰して4年立つけど、4年間で準急戦なんて大会で見たことない。
そんな手を覚えるくらいなら、△5五歩のような実践的で応用ができる手を覚えるべきかと思います。

と、かっこいいこと書きましたが、土曜日の日に高校生に対して、
その準急戦ならではの定跡手を自慢気に教えちゃいましたが^^;
定跡を教えるって、なんか物知りな博士みたいで、優越感を覚えちゃいますよね。
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