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将棋ブーム

5月7日(土)は函館将棋センターに計21人のお客さん(保護者はカウントせず)が来ました。
何もイベントのない日に、これだけ多くの人が来てくれるなんて、とても嬉しいです^^
さらに嬉しかったのが、新規のお客さんが3組もいました!!
完全に将棋ブームです。乗り遅れないようにしなければ。頑張り時ですね^^

昨日の続き。5月7日の K悠希 対 N亮太 の将棋から
 
中悠希①

まずこの局面を見た時に、最初の位置から動いていない駒が少ないことがわかる。
1一の地点にボヤっと香車がいたり、2九の地点に桂馬が取り残されたり。
それがないということは、この将棋は遊び駒が少ないということで、両者が強者だということを証明している。
ただ、後手の9三の地点の香車はもったいない駒。端攻めができなければ意味のない駒になってしまう。

さて、①図の形勢判断をする。
駒の損得は、互角。
駒の働きは、先手はすべて働いている。後手は歩が一枚と金として大活躍中だが、香車が一枚遊び駒だ。
玉の固さは、先手玉はそこそこ固い。後手玉は鉄壁、というか無敵。
ゆえに、と金がある分と、固さの分で、後手良し。
逆に言えば、先手はと金を働かせず、後手玉の固さを活かさない展開にできれば、まだ戦える。

では、それを踏まえて、K沢さんが指摘した手を紹介したい。
①図から ▲5九香△4七竜▲5六香△同竜(②図)

中悠希②

さらに、②図から、▲6七金打△5八竜▲5九歩(③図)

中悠希③

まず1つ目のポイントは、5六の地点のと金を消したこと。香車との交換であり若干駒損だが、
9三の地点の香車を遊び駒と仮定するなら、さほど問題なし。
「5三のと金に負けはなし」みたいな格言がある(たしか)
5筋のと金は危険。金や銀と交換ならまずいが、香車と交換できるなら、ひとまずオッケーだ。

そして2つ目のポイントは、スピード勝負をしないこと。
「①図」では▲4三歩成とと金を作りたくなる。
それも有力手だが、後手は玉が固いから攻め合いは大歓迎だ。
▲4三歩成なら後手は喜んで△6六桂や△4六歩と指すだろう。
スピード勝負をしてしまうと、後手の固さが活きる。
サッカーで例えるなら、9人が守備をして1人がカウンターを狙っている相手に、
猛ダッシュでドリブルを仕掛けているようなもの。
それでは攻めにならないし、ボールを奪われたときにとても危険。まさに負け戦。
元日本代表遠藤MFなら、一旦ボールを落ち着かせて、憂いをなくしてからゆっくりみんなで攻める。
反対に、攻め合わなければ、8二の地点の金や6二の地点の銀を遊び駒と捉えることができるのだ。

結果、③図での形勢は先手が互角以上。かなけん恐るべし^^;
形勢判断は、苦しいときの羅針盤だ。目指す方向を教えてくれる。

こんな感じで将棋の解説もやっていきますので、これからもお付き合いお願いします^^
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