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棋力の認定

今日は将棋センターに行ってきました。
小学生対決があったので観戦スタート。
その将棋が素晴らしかったので紹介します。

先手K元くん 後手S藤くん 後手の番

薫周①

この局面から観戦でした。
①図を見ただけでも、一人前の将棋を指しているという印象。
囲いにしっかり入っているし、大駒がしっかり捌けています。
①図から、△4六歩▲2二竜△5二金左▲5九金引△1九飛成▲4四桂△6二金左▲4三歩 (②図)

薫周②

①図で△4六歩は好手。攻めの基本は小さい駒で大きい駒を狙うこと。
と金作りはハイセンスでした。△4七歩もあったと感想戦で伝えました。
△2二竜は飛車の効きが止まったことをしっかり理解していますね。
△1九飛成は飛車を逃げながら香車を取る最善手。
▲4四桂~▲4三歩は読みの入った好手順でした。と金を作るのが上手です。
②図から、△4七歩成▲4二歩成△5七と▲同銀△5九馬▲同金△同竜 (③図)

薫周③

②図で後手のS藤君はなにやらリズム良く手を動かしています。
何をしているのかなと思ったら、寄せのスピード計算をしていました^^素晴らしい。
△5七とは手筋の攻め。銀をズラして5九の地点から二枚替えに成功。
感想戦のときに③図で▲6八角としたらどうする?と聞きました。
20秒くらいで、先手のK元くんが、△7七香と答えました。100点!
③図から、▲5二と△7九金▲7七玉△7四桂▲8六歩△6九竜 まで

薫周④

③図で▲5二とは好手。▲5二桂成では竜の横効きが重くなります。
△7四桂は好手。王手をするより逃げ道封鎖の方が好手になることが多いのですが、
なかなか有段者でもできません。素晴らしい判断力でした。
▲8六歩は好手。しかも▲6八銀を指そうとして、△7八金に気が付き、▲8六歩でした。
素晴らしい危険察知能力でした。
△6九竜は私でも見えなかったです^^;
△6九竜ではなく、自然そうな△5七竜では詰めろではないので、
もしかすると▲6二とで先手が勝っていたかもしれません。
そう考えると直前の▲8六歩や③図の▲5二とは、凄い勝負手だったということ。
でも△6九竜がそれを上回っていました。

なんというハイレベルな終盤戦!
ちなみにこの二人の棋力はどれくらいでしょうか?
この将棋では判断材料が多かったです。

先手の子は、
○と金の作り方が好手順
○▲6八角に△7七香を見つける
○▲5二桂成ではなく▲5二と
○受けの好手▲8六歩

後手の子は、
○金を寄せて(玉を固めて)、寄せの速度計算を行った。
○手筋の攻め▲5七と
○王手より逃げ道封鎖の△7四桂
○△6九竜の必至

今現在、先手の子は6級、後手の子は8級と認定されています。
うん。間違いなくこれは段級位認定会の対象者ですね。
この内容の将棋をいつも見せてくれたら、
甘い道場なら「強い初段」と言われるだろうな。
そもそも感想戦で8級と6級の子に対し、
③図で▲6八角ならどうするかなんて聞かない(笑)

段や級を認定することは誰でも簡単ではありません。
人間はどうしても他人のいいところより悪いところを見つけちゃう生き物なわけで。
いいところを見つけるには人を認めてあげる器が必要です。
私は指導者としてまず人間力を磨いていかないと。

この将棋の感想戦を終え、
3面指しで5局、2面指しで2局、あと普通対局1局で、
たしか合計8局指しました^^ 楽しかったありがとー!!

その後K沢さんによる第2回かなけんシステム講座。
バンザイ!かなけんシステム、マスターしちゃいました^^

基本知識やポイント、かなシスあるあるを習得しましたので、
あとは実戦あるのみ!
まずは指してみて、疑問点がでたら自分で考えたり、みんなに相談したり、
それでも解決しなければご本人に聞いてみましょう。
似たような質問が多ければ、また復習の講座をお願いします。

今回不参加の方は、みんなに聞くなりご本人に聞いてみましょう。
次回は少し先になりそうですが、
かなけんシステム対急戦バージョンを開催予定です。

しかし大盤関係は腰に負担がくる^^;
講師も腰が痛いと言ってました。
プロ棋士っていつも大盤解説してすごいなぁ!
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